カテゴリ:今日の給食
10月16日(金)の給食

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〇牛乳
〇秋の香りご飯
〇ハタハタ・ちくわの磯辺揚げ
〇ごまかけお浸し

☆一口メモ☆
"10月16日は、「世界食料デー」。国連が定めた「世界の食料問題を考える日」です。食べ物を手に入れる権利は、重要な基本的人権でもあります。世界の飢餓、栄養不良、貧困を解決することを目的としています。
今日のごはんに入っている鶏肉の鶏を育てるためには、トウモロコシなどのエサをたくさん必要とします。鶏を育てて肉を食べるより、トウモロコシとして食べるほうが世界中のより多くの人たちに食べ物が行き渡るかもしれません。日本で売っているゴマのほとんどは、輸入しているものです。ゴマを育てるときには水が必要です。水が豊かではない国もあります。外国でゴマを育てるときに使った水を、私たちたちは間接的に輸入してるとも考えられます。
私たちの食生活は、世界中のつながりによって成り立っています。世界各地で起こっている食料問題について考えてみませんか。

写真2枚目、3枚目
 ハタハタは、業者さんが、頭を取って一夜干しにしたものを納品してくれました。兵庫県産です。
 シシャモの磯辺揚げは、何度も作ったことがありますが、実はハタハタを使った磯辺揚げは初めての調理でした。もともとシシャモを使う献立を考えていたところ、魚屋さんからシシャモの入荷がないとの連絡を受けて、ハタハタに変更しました。
 給食で使う外国産シシャモの9割がノルウェー産かアイルランド産です。それらの国が現在、シシャモの禁漁をして、水産資源の保護を行っているので、日本への輸出もストップしています。来年以降、十分な資源の確保をできる見込みが立てば、再びシシャモの漁が解禁されるそうです。シシャモを好きな人もいるので、しばらくのあいだ給食で食べられないのは残念ですが、未来の食資源のためにも気長に待ちたいと思います。

公開日:2020年10月16日 12:00:00
更新日:2020年10月16日 14:25:43